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杖・ステッキの長さ調整についてカテゴリー:お手入れ方法

投稿日:2012/11/29

杖をご購入されるとき気になるのが杖の長さがご自身にあった長さに調節できるかどうかでしょう。杖・ステッキの長さは楽な歩行をするために非常に大切なポイントです。

必ず杖・ステッキの全長が表示されているのですぐ確認する事が出来ると思います。

では、何CMの長さが丁度なのか?

それには色々な確認方法があるようです。

 

1歩前に杖をついた時に、軽くひじが曲がる(150度くらい)がよい
身長÷2+3cm
杖を握った時、握りこぶしが骨盤の位置にくる位の長さ

 

などよく言われています。どの方法が正しいのか、一番良いのかと考えてしまいますよね?又、一番簡単な、「杖・ステッキのグリップを握った手をまっすぐ下におろした長さにする」という方法はどこにも有りません。

 

実はこれには理由があるのです。

 

肘をまっすぐにして杖を持った時に、万が一肘の力が抜けガクッとする状態が起きたら一気に態勢が崩れてしまい大変危険です。(膝の力が急に抜けてガクッとするのと同じ様な状態です)この状態は肘がまっすぐにすることで肘関節に荷重がかかることから起こります。この状態を起こさないような持ち方は、肘関節を30~40度ほど屈曲させて持つ事です。(肘に荷重がかかりすぎず、しかも体を支持する力も高まるらしいです)

上の①~③のそれぞれの方法は、結局「この高さで調節したら、肘関節に荷重がかかりすぎず、体を保持するのに丁度よい腕の曲がり具合になる」方法ということなのです。

但し、②の方法は利用者が杖購入の際その場にいない時でも身長がわかっていれば大体の目安になるなどのメリットがありますが、履物などにより肘の曲げ具合が変わってしまうことが有ったり、③の場合は円背の方の場合など骨盤の位置で持つ事はできません。(腕の角度が悪くなります)

 

これらはあくまでも一般的な調節の方法ですので、利用者様のお体の状態にあわせ杖の長さを調節してくださいね。経験豊富な専門の販売員の方にご相談されるのも安心だとおもいます。


マルトクのホームぺージでも杖・ステッキの調整の仕方を掲載しております。
コチラからご覧いただきご参考にしてください。

株式会社マルトク ヘルス事業部
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06-6976-9847 受付:10時~17時
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