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自分で出来る杖の健康診断カテゴリー:マルトクからのお知らせ

投稿日:2015/09/11

まだまだ残暑が厳しいですが、かすかに秋の到来も感じられます。

日頃杖を使っていなくてもご旅行やお散歩など久しぶりに使おうかな・・という

機会も多くなります。

そんな時にまず行っていただきたいのが「杖の健康診断」です。

もちろん、常時使われている方などはもっと頻繁に行っていただきたいことです。

「毎日使っているから大丈夫」「大きな傷やへこみもないし・・・」「金属製品は絶対壊れない」なんて思っておられませんか?

 

いえいえ、そんな事はないのです。

 

長期間保管していても起こる劣化もあれば毎日少しづつ摩耗して行くものもあります。

例えば、

①お折りたたみ杖の中ゴムロープは伸びていませんか?

・弊社の折りたたみ杖(るんるんスタンダード・るんるんスケルトン特殊コート・るんるんクラシック)を長期間保管された場合、3ヶ所ある継ぎ目にテンション(伸長力)がかかりつづけた為、中ゴムロープが伸びている場合があります。

どれくらいの保管期間かは、置いておかれる場所やそれまでの使用状態にも

よるので一概には言えませんが、いざ使おうという時に上手く組上がらなかったり、

ついた時に抜けやすくなるといった事が起こりえます。

久しぶりに折りたたみ杖を使われる際は、ご使用前に何度か曲げ伸ばしを行い中ゴムロープが伸びていないかのご確認をお願いします。

 

②先ゴムはすり減ったり、亀裂が入ったりしていませんか?

先ず、先ゴムの裏を見て下さい。片側だけすり減っている、あるいは裏面全部が擦り減り溝がなくなりツルッとしていませんか?(下写真参照)

こういった先ゴムは雨や濡れた路面では滑りやすく大変危険です。

よくお客様に「先ゴムってどれくらい持つの?」と聞かれますが杖を使われる頻度や路面の状況、荷重のかけ方や歩き方など人それぞれですので、こちらもこまめにチェックし、適宜交換していただきたいものです。

 

③ストラップもゴム製品の為消耗品といえます。

伸びたままで垂れ下がっているような状態では万が一、杖が手から離れるような事があっても弾力がないので手元にもどってこず、お役にたちません。

ストラップも伸びてしまったら交換の時期です。

 

 

④ボタンがきちんと穴からでているか?

 

⑤振れ止めネジがしっかりしまっているか?

 

④⑤に関しては安全な歩行の為の必須確認事項です。

杖使用中にボタンがなにかに当たり半分引っ込んだような状態で歩かれると急に縮むといった

ことが起こり得、危険です。

④⑤は杖を使われる度に必ずチェックしてください。

 

ほんのちょっと杖に気を配っていただくことで安心・安全な歩行をお心がけくださいませ。

株式会社マルトク ヘルス事業部
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06-6976-9847 受付:10時~17時
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