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病気・障害の知識 変形性股関節症カテゴリー:病気・障害の知識

投稿日:2017/11/08

病気障害の知識

変形性股関節症とは

股関節が変形し、痛くなる病気です。

はっきりとした原因がなく老化などによって生じる一次性の変形性股関節症と、何らかの原因があって生じる二次性の変形性股関節症があります。

日本では、80%以上が二次性です。臼蓋形成不全や先天性股関節脱臼などの子どもの頃の股関節の病気の人が、大人になって変形性股関節症を発症するケースが多いです。

男性よりも女性に多く見られる病気です。年齢とともに発症が多くなります。

子どもの頃から股関節の病気があっても10代、20代の頃は痛みなどの不具合を感じないことが多く、30~40代で変形性股関節症を発症することが多いようです。

 

変形性股関節症の症状

主な症状は、股関節の痛みと機能障害です

初期には股関節、殿部(おしり)、大腿部(太もも)などに鈍い痛みが出ます。さらに、歩き始めや長時間の歩行、階段の昇降で股関節周りに痛みが生じるようになります。

変形が進行していくと、股関節の動きが制限されて痛みも強くなり、筋力も低下してきます。長距離の歩行や階段の昇降、しゃがみ動作が困難になるなど日常生活が制限されてきます。

 

変形性股関節症の治療

保存療法と手術療法の2つの治療法があります。

まずは、保存療法で様子をみて、結果が良くない場合には手術が検討されます。

保存療法としては、体重コントロール(食事制限と運動)、関節への負荷を減らす日常生活の工夫(無理をしない、杖を使う、動作を工夫するなど)、運動療法・温熱療法などの理学療法(筋力トレーニング、ストレッチ、水中歩行、ホットパックなど)、薬物療法(痛みを抑える薬の使用)などを行います。

 

変形性股関節症と杖

変形性股関節症と杖変形してしまった関節は、元には戻りませんし、関節に負担をかけると、さらに変形が進行していきます。変形性股関節症と診断されたら、関節の負担を減らし大事に使っていくことが必要なってきます。

関節の負担を減らすために、歩くときに杖を使うことはとても有効です。右の変形性股関節症なら、左手に杖を、左の変形性股関節症なら右手に杖を持ちましょう。

杖を使うことにより、関節の負担を減らしたり、歩くときの痛みを軽減させたりすることができます。変形性股関節症になって、外出を控える生活を長く続けると、筋力や体力が低下し、より外出が難しくなる…という悪循環に陥ります。無理のない範囲で、杖を使って出かけてみることが大切です。

まだ若い年齢で変形性股関節症になり、杖を持つことに抵抗がある人も少なくないようですが、マルトクの杖は、若い人でも抵抗なく使えるスマートなデザインと、きっとお気に入りが見つかる豊富な色のバリエーションを準備しています。さらに、スタンダードな2段伸縮杖に加えて、旅行等に便利な折りたたみ調節式杖、アウトドア用にも使える3段伸縮杖などもありますので、あなたのお気に入りの杖を見つけて、歩くときの相棒として長く使っていただければうれしいです。

株式会社マルトク ヘルス事業部
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06-6976-9847 受付:10時~17時
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