投稿日：2012/08/18

長さがピッタリ・杖を持つ上での悩みを解消してくれる・いわゆる機能的な条件が満たされていれば

５０％はピッタリの杖を選んだようなものです。

 

あとの５０％はデザインや色・柄・価格が気に入ったものかどうかでしょう。

 

ともに５０％同士ですが、やはり優先的に選ぶのは

 

①機能的な条件

②長さを合わせることが出来るものか

③デザイン・色・柄、の順ではないでしょうか？

 

しかし、実際には杖の販売店などに行くとたくさん並べてあって、先ず色や柄が目についてしまいがちですし、

本当は「杖を持つ事は気が進まない」ので、せめて気に入ったデザインのものを選びたいという気持ちが大きいのか、

デザインや色・柄を真っ先に決めてしまう場合が多いようです。

 

脳梗塞後のリハビリで杖を使われる場合を例に考えると、弊社の「ぷるぷる」はキャンディーカラーや

杖らしくないデザインで年齢層の若い方を中心に大人気ですが、先ゴムの径がやや小さめの為

「らふらふ」　「るんるん」と比べると安定性に劣る・３段伸縮の為ネジで２ヶ所固定する部分がある為

荷重に対しては「らふらふ」などに比べやや劣る、というように「今のお体の状態にあう」かどうかは難しいところでしょう。

 

ご購入の前にリハビリの先生などにご相談されるのもいいでしょう。

 

杖は持てばすぐスタスタ歩けるというものではなく、杖のつき方や杖への体重のかけ方など、

思っていた以上に杖の扱いが難しいという声も多くきかれます。

 

本当に合う杖を見つける為には、「今のお体の状態に合っていて使いこなしやすい」杖を選ぶことが一番大事ではないでしょうか。

 

せっかく歩く意欲が出てきて杖を選んでいただくのですから、杖が原因の事故だけは是非とも避けていただきたいと思います。